ダニーデンにせっかく行ったのでニュージランドに唯一あるお城に出かけてみました。市内から車を20分走らせオタゴ半島へレッツ ラ ゴー。
ラーナッツ城とは?
ダニーデンの中心部から12kmのオタゴ半島にあり、幅広い様式の庭園や見事なアンティークの調度品を見ることができます。1980年代後期には、日本のキッコーマンのコマーシャルのロケ地になったことがあります。
1871年、大富豪であり政治家でもあったウィリアム・ラーナックは、愛する妻エルザと住むための城を建てることにしました。建築には200人の工夫を動員して3年かかり、さらにその後12年間、ヨーロッパから迎えた熟練工の手で内装が施されました。当主は夢の住まいのために金銭を惜しむことなく、世界中から最高の資材を集め、ニュージーランド原産種の優れた木材もふんだんに使いました。彼は3度の結婚で6人の子どもの父となりましたが、実際にはあまり満たされた日々を過ごすことはなかったようで、1898年に国会議事堂で自ら命を絶ってしまいました。
歴史としては、悲しいストーリーがあったことがわかりますね。。
では、さっそくラーナック城に行ってみましょう。
駐車場から、歩いていくと現れるのがこのお城。イメージしていたよりも小さめで、こじんまりとした佇まいですね。そうそうラーナック城は現在、ベーカー家の私邸となっていますよ!
この観光ツアー用のバスが城の目の前に駐車されているのはどうにかならないものなのか。。。
入り口には大きなライオン像がお出迎え。
玄関にはピンポン用の呼び出しボタンが設置してあるので、押してみましょう。中からスッタフが出てきて、アンティーク調の玄関のドアを開けてくれます。
なぜか友達の家に遊びに行ったかのような気持ちになりますね。笑
お邪魔します
中に入ると現れるのがこの広場。
卓越した職人技やニュージーランドでも有数のアンティークのコレクションを見ることができます。
クラシックなお部屋。食器なども展示しています。
子育て用のお部屋
赤ちゃん用の寝室。やはり、ウィリアム・ラーナックさん。6人の子どもを育てていたこともあるのか子供部屋が何室もありますね。
ユニットバスのお風呂。こちらは、大理石。
このフライパンみたいなもの、湯たんぽ代わりとして利用されていたようです。
石の螺旋階段を登り、屋上へ
石の螺旋階段を登ります。サクラダファミリアの螺旋階段の同じ感じです。道幅が狭くて、階段部分の広さも狭いといったところです。
塔を上ると、オタゴ半島の360度のパノラマ風景が広がります。タイミングさえ良ければ水色の海が見えたはず。。。
ガーデンは不思議の国アリスのような感じです。城の周りには、たくさんのお花も栽培されています。
ラーナッツ城内でお土産が購入できます
ラーナッツ城のロゴが入ったウイスキーグラス・ワイングラスやボールペンなど、ここだけでしか手に入らないアイテムが揃っています。
プレゼント用には最適ですね〜
私も一目惚れをして購入。
なんせロゴがカッコイイ・・・
http://www.larnachcastle.co.nz/Gift-Shop.aspx
宿泊もできます!
なんと、お城に泊まることもできます!
といっても同じ敷地内にある別邸に宿泊が可能ということだそうです。
キャンプ・エステートは城館から500mのところにある豪華なカントリーハウスで、5つの客室はいずれも暖炉付きで、ハーバーか田園地帯の風景が楽しめるそうですよ。
http://www.larnachcastle.co.nz/Accommodation-at-Larnach-Castle/Camp-Estate
ということで
ダニーデンを観光する機会があったら、ラーナッツ城まで足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?どうやら、市内からツアーのバスがでているようですよ!
ニュージーランドに唯一あるお城なので、レアものです。
施設情報
営業時間:9am daily, last admission 5pm.
TEL:00 64 3 476 1616
入場料:Adult $31.0 Child (aged 5 - 14) $10.00 Child (aged 0 - 4) FREE Family Pass (2 adults and up to 4 children) $72.00