クライストチャーチにある国際南極センターですが、どうやら−18度の世界を体験できたり、南極にいっている科学者たちの研究内容などが展示されているようです。
知らないことを学ぶのが大好きなので、着く前からテンションが上がります。
国際南極センターとは?
クライストチャーチにある国際南極センターは、クライストチャーチ空港から徒歩5分の距離にあり、館内では氷点下18度の南極の世界が再現されています。雪と氷の南極疑似体験(ザ・ストーム)のほか、南極探検隊が使った水陸両用の雪上車でアドベンチャーを楽しめます。
では、国際南極センターに向かいましょう。
本当に空港のすぐ近くにあります。
なんで、こんな空港近くに立地しているのか。それにはちゃんとした理由があります。
どうやら、クライストチャーチは昔から南極と深い関わりを持つ街として南極に向かう科学者に良く知られています。クライストチャーチから南極までの距離は3832kmあり、決して近いとは思いませんが、、、世界地図を見れば一目瞭然!!ニュージーランドの南方には南極が広がっていますよね。笑
そのため、20世紀初頭に行われた、英国のスコット隊長やシャクルトンの南極探検の最後の宿泊地はクライストチャーチでした。また、現在も南極のマクマード基地へ向かうフライトは、すべてクライストチャーチから出発するなど、南極調査の起点となっているそうです。
着!
国際南極センター専用の無料のパーキングに車を止めて中へ行きましょう!大きな駐車場なのでよっぽどなことがない限り満車にはならないかと思います。笑
チケットを購入します。
料金ですが、General AdmissionかXpress Admissionから選ぶことになります。General Admissionを選択すると、ハグランド(Hagglund)という南極で実際に使われている特殊な雪上車に乗って乗車体験ができるのと4Dのショートムービーの上映を見ることができます。
私は、ハグランドに乗ってみたかったのGeneral Admissionにしました。
チケット売りの中国人のおばちゃんスタッフの方が日本語を巧みに使用して、地図を片手に丁寧に場内の説明をしてくれました。おばちゃん一年くらい勉強したらしい。
http://www.iceberg.co.nz/prices-bookings/tickets-booking/
ちなみにチケットですが、オンラインでも買うことが可能です。
いよいよ中へ。
中にまず入ると、南極に初めて向かった探検家の生い立ちなどが展示されています。ちなみに、
ノルウェーの探検家ロアール・アムンセンが1911年12月14日には探検隊を率いて人類史上初めて南極点への到達に成功されたとされています。
南極の調査団が着ている装備。靴の装備がすごい。
−18度!南極の気分を体験するぜよ
防寒着とブーツを貸してくれるので装備して中へ入り、徐々に温度を下げていくということだったので少々待ちます。
ま、出身が長野の山奥(菅平の近くね。一月の平均最低気温-12。笑)なので寒さには普通の人よりかは耐えれる自信がありますよ。はい。
唐突にわんちゃん(北極犬?)もやってきました。担当者からエサをいつもらえるのかとウキウキしてジャンプしたりしています。笑
ま。私はこの担当者が短パンでこの中に入ってきたことへの姿勢の方が笑いがこみあがります笑
部屋の中が暗くなってきました。温度も着々と下がります。
風が吹き荒れてきたころにちょうど温度も-18度に。
とびきり驚く寒さというわけではないですね!笑
でも、一瞬だからこの強気な発言ができますが、この気温の中で科学者はテントをはって研究に打ち込んでいるのかと考えると、彼らの精神力と忍耐力の強さが身にしみてわかります。
南極大陸の生態を探る。
このコーナーでは、南極とはなんぞや?から南極に生存する動物たちの生態、科学者たちの研究内容などとにかく南極に関するあらゆることを紹介しています。
ちなみに、今までに観測された南極での最低気温ですが、2010年8月10日に記録した-93.2°C!この気温の中で約1000-5000人が研究所に年間を通して滞在しているようです。
知っていましたか?
南極の地層をしらべると白亜紀ごろにはイチョウの木やシダ植物が繁殖していたとされています。
そう、暑かったんです。昔は。
また、リストロサウルスなども繁殖していたそう。
白亜紀初期のニュージーランドやインドからも同じ植物・恐竜の化石が見つかっているので南極大陸はインド亜大陸と繋がっていたことが考えられますね。
南極までの行き方
南極までの行き方は、飛行機か船で行く方法になります。
南米最南端の街として知られているアルゼンチンの“ウシュアイア”という街から出航するクルーズ船で行く方法。約2日間で南極大陸に到着するそう。
もちろんニュージーランドからも南極行きの飛行機が運行されています。ベストシーズンは夏!南半球なので、日本とは逆の11月~3月です。
南極に向かう科学者たちはどんなことをしているのだろう。
地質、植物や動物の生態、気候の変化、などなど盛りだくさんに研究をしているそう。まだまだ未知の世界なのです。
南極に滞在している科学者たちの食べ物。
南極で実際に使われている特殊な雪上車に乗ってみる
ハグランド(Hagglund)という南極で実際に使われている特殊な雪上車に乗車できます。どうやらこれに乗り、実際の走行を体験することができるようです。
コースは南極の道路をイメージして作られていてわざと悪路にしてあります。
デコボコ道を走ったり、急な坂を勢い良く上ったり、下ったり、水の中に入ったりとこの車の性能の凄さを体験できます。
とにかく車内は揺れるので、しっかりつり輪に捕まりシートベルトを締めましょう。(運転手から。笑)
リトルペンギン。
3時30分になるとリトルペンギンにエサをあげる時間になるそうで、向かってみたのですがやっていない。。笑
ちなみに、ペンギンの中では最も小さい種類。体長は約40cm、体重は約1kg。
ということで
未知なる南極について詳しく知れて大変満足でした。大体全部回るのに2時間30分目安となっていたのですが、じっくり見すぎて3時間30分以上の滞在。
両親と一緒に行っていたので時間を気にしながらまわっていたのですが、これ一人で来てたらもう少しじっくり解説を読み込みたかった。笑
これは、かなりのオススメスポットです!!
ではでは〜
施設情報
TEL:03-357-0519、0508-736-4846
営業時間:9:00~17:30
料金:大人$39~、子供$19~
公式サイト:www.iceberg.co.nz