日本の良さをもっと知りたいというのが最近の好奇心の一つになりつつあるのですが、、、
日本の世界遺産も知らずに海外の世界遺産を回っている場合ではないことに気づいたのであります。笑
そう、日本のことについてもっと詳しくなりたいのです!!
そもそも、合掌造りの家ってなんだ……
急勾配の屋根で、現存する合掌造りの屋根は45度から60度までと傾きにかなりの幅がある。
なんでこんなに角度を作るのかというと、豪雪による雪下ろしの作業軽減や多雨地帯でもあることによる水はけを考慮したものとされているよう。
また名称の由来は、掌を合わせたように三角形に組む丸太組みを「合掌」と呼ぶことから来たとされています。
五箇山の合掌造り
茅葺き屋根の勾配ですが、集落によって勾配が若干急になっています。
これはどうも、同じ豪雪地帯といっても荻町で降る雪が軽いのに対して、菅沼・相倉の五箇山地方の雪は湿気を多く含み重いため、少しでも屋根から雪が落ちるよう考慮されているということ。
また、五箇山地方の合掌造りは、茅葺き屋根の端の部分(破風、ハフといいます)が丸みを帯びていることも特徴のひとつ。
さっそくいってみます。
山道で車を走らせていると突如現れるのが合掌造り集落への看板。
スピードを出していると急に曲がれないので近辺になったら速度を落として用心深く看板をみつけて車を運転しましょう。
そう、我が家は完全にスピード出し過ぎてて曲がれなくUターンしました。笑
料金
駐車場料金は、普通車が500円
入場料はとくにありませんでした。
週末でしたが、そこまで混んでいることもなく何事もなく車もパーキングできました。
集落へ
自然豊かな日本の原風景だぁあああ
となるのがお馴染みですよね。
ま、私の住んでいるところも割と近いものを感じたのでそこまでの驚きというものまではいかなかったのですが、市街地から距離もあるので、ここで生活したら完全に娯楽というものを一切断つ覚悟だなと。
でも自分を見つめ直すという部分では効果的かもしれない。
busyライフからこの生活に切り替えたらどうなるんだろうと考えたり。
豪雪地帯だからシーズンは、朝というより夜中から雪かき相当するんだろうな〜とか。
でも、自分の家をじろじろ他人に毎日見られるといういう環境ってどんなんだろ。
ちょっと不愉快だな、私なら。
そんなことを考えたりしながら歩いてたら雨が!!
どうやらこの地域、雨が降ったり止んだり、急に照りつけるような日差しが差したりと、女の心のように天気がコロコロ変わる忙しい地域。笑
だから、エントランスに傘のレンタルがあったのかと納得。
ちなみにレンタル料金は、10円!
歩いていて感じたのはこの集落、電柱や電線が一個もない。
でも、掃除機で掃除してる住民をみたから地下に埋まっているのだろう。
景観維持のためにそういうところまで気を使われているのかと思うとすごいな〜と感じる。
ちょっと家を覗いたけど、外は暖かな日が差していましたが、内部は底冷えが厳しく、現代の住まいとは比ぶべくもありませんでした。
ここで生きるということは、地域のコミュニティーがしっかりしていることがかなり大切なのだろう。
なにかあったら隣の家に手伝いにいったりと持ちつ持たれつの社会。
そんな日本独自の文化や受け継がれてきた歴史などを継承しながら集落を守っているのだろうな。
追記:こんなにたくさんのつくしを見たのは人生で初。
つくしの生命力がすんごい。なんだか襲われそうだ。
施設情報
住所:岐阜県大野郡白川村
電話番号:05769-6-1013
公式サイト:http://www.info-toyama.com/tokushu/gokayama/