エベレストトレッキング街道

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【ネパール】一生に一度は行きたいヒマラヤエベレスト街道トレッキング!経験者にインタビューしてみた

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今回は、ひょんなことで知り合ったネパールヒマラヤのエベレスト街道トレッキングをしてきた友人に話を聞いてきました。なんと彼、ヒマラヤトレッキングを今までに2回、、しかも一人で行っているとのことでもう達人です!!早速いろいろ聞いてみましょう!

ヨーダくんのプロフィール

山とフルーツで有名な山梨県南アルプス市在住の28歳(1991年生まれ)です!
初めての海外経験は6才の時に家族で行ったグアムで、幼心に大きなカルチャーショックを受けました。そこから月日は流れ、大学在学中にふと思い立ち、イギリスへの短期の語学留学中に約1ヶ月あった冬休みを利用してヨーロッパ13ヵ国を一人で縦断しました。心身ともに疲れた上、各国の表面をこするような旅ではありましたが、思い返せば異文化体験のおもしろさに目覚めたのはおそらくこの時だったように思います。

大学を卒業してからは旅行会社で法人営業を4年間担当し、もっと自分らしく生きられる道を模索するために退職しました。

登山を本格的に趣味として始めたのは、地元の仲間に誘われて山梨県の櫛形山に登った22歳の時です。そこから山を含めて国内外あちこちを歩き回り、今は自分の見てきた世界の文化や考え方を地元に持ち帰り、地域で何かできないか日々考えています。

どうして、ヒマラヤトレッキングをしようと思ったの?

20代前半に地元南アルプスの山に登って以来、僕たちが普段生活している下界では想像もつかないような絶景や自然の力強さ、山岳カルチャーなどが案外身近にあることに気付き、その魅力に取り憑かれてしまいました。そんな中、2018年末に旅先のインドで知り合った友人が「ソロでヒマラヤのEBC(エベレストベースキャンプ)に行ってきた」ということを後に知り、「え、ソロで行けちゃうもんなの!?」とヒマラヤ山脈を意識するようになりました。

今では、大好きな旅と登山が同時に体験できるヒマラヤ地域は、僕にとってベストな旅先の一つになっています。

ヒマラヤトレッキングまでの道のり!

僕はこれまでにネパールの「ABC(アンナプルナベースキャンプ)トレッキング」と「EBC(エベレストベースキャンプ)トレッキング」をしたのですが、これら2つの有名なベースキャンプまでであれば登山道は分かりやすく、さらに2・3時間に一箇所は少なくともレストランやロッジ(山小屋)があるので、実はソロでも少し頑張れば行けちゃいます!

つまり「ベースキャンプまで」という条件(そこから頂上へのアタックは別!)であれば、普段日本で登山を楽しんでいる方なら誰でも、特別なトレーニングなしでも大丈夫だと個人的には思います。とはいえ何かと心配なこともあるでしょう。そんな時は現地に精通したガイドや荷運びのポーターを手配することもできますので、ご安心ください。

歩行のトレーニングとは別にあえてお伝えしておきたいのが、「高山病対策」と「パッキング(荷づくり)」の重要性です。

まずは「高山病対策」
日本の山とは標高が異なってくるので、3500メートルくらいからは高度順応を意識する必要が出てきます。先を急ぎたい気持ちを抑え、あえて高度順応のためのトレッキング予備日を作ることもあります。「急がば回れ」ですね。ちなみに高山病用の錠剤(ダイアモックス)はカトマンズやポカラといった都市の薬局で手に入りますので、万が一のために携帯した方が良いでしょう。

もう一つが「パッキング」
これは全ての旅や登山にも共通して言えることですが、荷物は必要最低限を心がけましょう!運ばなければいけない荷物の重さと登山のモチベーションは、必ず反比例するものです
ただし登山における「必要最低限」という言葉には少しワナがあり、不測の事態に備えた行動食や防寒具の携行が必要だったりもします。今は昔のアウトドア用具に比べてより高品質なものをコンパクトに持ち運べる時代ですが、事前に経験者に相談してみるのも手かと思います!

ヒマラヤトレッキングにかかる費用は?

時期やルート、エリアにもよりますが、2020年3月上旬に9日間かけてソロで歩いた「エベレスト街道トレッキング」を元に書いていきます。
※登山日数は人によります
*通貨レート:1ネパールルピー=1円しないくらい

  • 航空チケット代:160ドル×往復(利用する航空会社にもよります)
  • 入山パーミッション代:5000ルピー(2000・3000ルピーを街道沿いのオフィスで支払い)
  • 宿泊代:1泊あたり無料~500ルピー
  • 食事代:1日あたり1000~2000ルピー(朝晩は宿泊するロッジで食べるルール)

僕はネパールの首都カトマンズから、エベレスト街道の玄関口となる飛行場のあるルクラという村に小型機で飛び、そこからベースキャンプまで歩いていきました。(他にカトマンズ ・ジリ間のバスなどもあり)
僕のように登山道沿いの一般的なレストランやロッジを利用する場合の費用は、1日あたり1500ルピー〜3000ルピーほどです。携行しておくべき現金は、【トレッキングの日数×3000ルピー】と、入山におけるパーミッション代【5000ルピー】で十分かと思います。ただし山でお土産などを買う可能性があるなどの場合は、もう少し多めに持っていくようにしましょう。ちなみに山では「現金払い」が基本となります!

ガイドやポーターについては、僕は雇ったことがないので回答できずすみません・・・!

ヒマラヤトレッキングに絶対必要なグッズ!カバンの中身を公開

こちらも時期やルートによるのですが、2020年3月上旬に9日間かけて歩いた「エベレスト街道トレッキング」を元に書いていきます。 ※登山日数は人によって異なります。

実は手ぶらでネパール入りしても、都市部のアウトドアショップでトレッキングに必要なものはすべてレンタルや安く購入できますので、ご安心ください!

最も寒かった歩行時の服装を、頭から順に説明します。

*この格好にバックパックを背負うイメージです。
その他、持っていって実際に使ったもの

  • 財布と現金
  • パスポート
  • 予備のTシャツや下着、靴下など
  • ヘッドライト(万が一の場合だけでなく停電などもありえる)
  • スマホ(オフラインマップ「maps.me」や、必要なら翻訳アプリなどをインストール)
  • スマホ用電源アダプターと充電コード
  • モバイルバッテリー必要分(ロッジでの各種充電は基本的に有料)
  • 高山病用の錠剤(ダイアモックス
  • メガネ
  • コンタクトレンズ
  • 耳栓(ロッジの壁は薄い)
  • 爪切り
  • 綿棒
  • リップクリーム
  • 歯ブラシと天然由来の歯磨き粉
  • トイレットペーパー、ポケットティッシュ
  • パジャマズボン
  • 室内用ダウンパンツ
  • Kindle(本)
  • イヤホン
  • 速乾タオル
  • ノートとペン
  • 行動食(カトマンズやポカラで手に入れましょう。りんごや梨などのフルーツも元気が出ます。お菓子のグミやチョコは山の子どもたちも欲しがります。笑)
  • 腕時計
  • 水筒(ナルゲンボトル)熱湯を入れれば湯たんぽとしても使える
  • ゴミ袋 数枚

使わなかったけど、念のために持っていったもの

  • コンセントのマルチ変換プラグ(古いロッジでは日本のコンセントが差さらない場合も)
  • サンダル
  • ライター
  • 絆創膏
  • ワイヤーロック(錠前)

僕は持っていかなかったけど、人によっては持っていっているもの

  • 寝袋(オンシーズンは追加毛布を借りられないらしいので、おそらく必須)
  • トレッキングポール
  • ゲイター(スパッツ、雪や砂が靴の中に侵入するのを防ぐ)
  • 軽アイゼン(クランポン、凍っている箇所が続くエリアの場合)
  • 折りたためる水筒
  • 市販のペットボトルの水(山でも買えますが高価格です。エベレスト街道は水場も多め)
  • 水の消毒剤(カトマンズやポカラなど都市部で購入可)
  • 痛み止めの薬(僕はヒザを痛めたので、知り合った登山客にもらいました)
  • 日焼け止め
  • 髭剃りなどの日用品
  • ポカリスウェットやコーヒーの粉、経口補水液の粉!
  • カメラ(バッテリー、SDカード)
  • 小型のBluetoothスピーカー(山で知り合った人たちと音楽を楽しめる)
  • 現地SIMカード(SIMフリーのスマホが必要、高度ではそれでもほとんど接続不可)
  • アーミーナイフ
  • 山岳保険の証券

実際にヒマラヤ登山してみてどうたった?

ヒマラヤの登山道は日本の登山道と異なり、ある程度の標高までは山岳民族の生活道を歩いていくことになります。

人工的なエネルギーやテクノロジーに依存しない彼らの素朴な暮らしは、まるで僕たち日本人が忘れてしまった大事なことを気付かせてくれるかのようです。昔の日本はこんな感じだったのかな、なんて思ったりもします。

登山道では荷運びのロバにもたくさん会います。あとで気が付きましたが、僕たち登山者は食事などを通して、ロバが大変な思いをしながら運んでくれたものの恩恵を受けています。

写真右側の女性は、チベット仏教徒の習慣である早朝の礼拝をしているところです。信仰がしっかりと生活に根付いているのも、素敵なことだと思いませんか?

荷運びは、動物だけにさせるわけではありません。人間もこうやって荷物を運びます。

一体何キロあるのでしょうか・・・?こんなボッカはなかなか見たことがありません(笑)

僕たちがレストランやロッジでくつろぐイスだって、そのレストランやロッジそのものだって、こうしたポーターたちの努力の結果なのです。

こちらはネパールの郷土料理「ダルバート」です。

なんとカレーやライス、ダル(豆)スープなど、基本的にお代わりは自由!

標高がそれほど高くない場所でいただく料理には、目の前の畑で採れたばかりの野菜がふんだんに使われ、自然と「いただきます」という言葉がこぼれます。

誰が言い出したか、「ダルバートパワー・24アワー(ダルバートで得た力は24時間つづく)」というおもしろい言葉がネパールにはあるのですが、食べればその意味を実感できます(笑)

産地が明確で、農薬など一切使われていない食材で作られた料理というのはこれほどまでに美味しいものなのかと、本当に驚きます。
大自然の中で食事をとり続けていると、こころとからだが浄化されていくような気分にもなります。

このかっこいい動物は、標高4000メートル以上で暮らす「ヤク」です。ヤクは荷運びに使われるだけではなく、糞は乾かしてストーブの燃料などに使われ、ヤクのミルクはチーズなどの食材としても使われます。

ヤクを目にするようになる辺りからは、より過酷な環境で、人間のための世界ではなくなってきます。風景からは徐々に色がなくなっていき、寒冷地のため畑で野菜を育てることも難しくなります。

目にする建造物といえば、登山者のために建てられたロッジやレストランが主になってきます。

「ここまで来れば休憩できますよー!」とでも言うかのように、カラフルなロッジやレストランが視界の奥に見えてくると、すこしホッとします。

ただ、人類が1953年にヒマラヤ登頂を成し遂げ、その後ルクラに飛行場ができ世界中からの登山者が増えるまでは、おそらくこういった場所は存在しなかったのではないでしょうか。そう考えるとすこし不思議な気がしてきます。

ここは標高は4,620メートルのトゥクラ(ドゥクラ)。
なにやら大きな肉の塊を切り分けている少年がいます。

聞いてみると、バッファローの肉とのことでした。「シェルパの里」とも言われるナムチェ・バザールで肉を受け取り、そこから数日かけてここまで運び上げてきたそうです。

バッファロー肉を購入するロッジのスタッフだけではなく、野良犬や野鳥たちも “おこぼれ” をもらうために近寄ってきました。

それを見て破片を犬にも分けてあげる、やさしい少年でした。

そしてついに今回の最終目的地であるエベレストベースキャンプに到着!!!

アタック隊のものと思われる黄色いテントがいくつかありました。ちょうどトルコ人グループがエベレストにアタックしていると、前日に宿で知り合った方が言っていたのを思い出しました。

ベースキャンプの標高は5,364メートル。

写真では余裕そうな表情を作っていますが、高山病症状もありこの時僕の体はだいぶ悲鳴を上げています(笑)

ここからエベレストの山頂(8,848メートル)まで約3,500メートルもあると思ったら、もちろん登山好きとして興味や欲はあるのですが、一筋縄にはいかないんだと痛感させられました。ただし夢ではあります!

写真中央の黒っぽい山が我らが地球最高峰のエベレストなのですが、実は先ほどのエベレストベースキャンプの周辺からエベレストはほとんど見えません。こちらは前日に登った「カラ・パタール」という別の山からの眺望です。ネパールルピー紙幣にもこの風景がデザインされています。ぜひ皆さんもエベレスト街道トレッキングをされる場合は、カラ・パタールまで行くことをおすすめします!

そして僕は今回の旅の大目的を果たし、意気揚々と下山を開始しました。長時間高所にいるのは、慣れない身体にとってあまりよくはありません。

ただ、下山を開始して早々にどこかで右ひざを痛めてしまい、このあと1週間以上も引きずることになります・・・

せっかくなので今回のトレッキングで一番心に残っているエピソードをお話させてください。

それはトレッキング最終日の夕方のこと。

ベースキャンプからの下山時に痛めた右ひざは3日経っても治らず、むしろ悪化していました。

飛行場のあるルクラに向けて右脚を引きずりながら歩いていると、そんな僕を見たローカルの若い女性2人が「荷物を持ってあげますよ」と声を掛けてきてくれました。

僕は「ありがとう、だけど最後まで自分の力で下り切りたいから」と御礼を言って断りました。それでも2人は譲らずに僕のペースに合わせてくれて、何度も「荷物を持ちます」と言って、バックパックに手まで掛けてきてくれます。それくらい僕の脚のダメージが酷く見えたのでしょう。

とはいえ僕もこれだけは譲れないので断り、押し問答はしばらく続きました。最終的には彼女たちが折れてくれて、僕は荷物を持ったまま2人に地域のことをたくさん教えてもらいながら、薄暗い登山道をルクラまで歩き切りました。

2人はルクラに家を持つ姉妹で、妹がその1ヶ月前に日本に旅行に行った際に買ったお土産を、別の村で暮らすおじさんのところに届けに行ってきた帰りだと言っていました。

2年間ルクラで観光関係の仕事をしてやっと貯まったお金の大半を日本旅行に使ったようですが、念願だった日本で働いている従妹に会えたと、嬉しそうに話していたのが印象的でした。

9日ぶりに帰ってきたルクラの風景は、登山初日の早朝の静けさとは打って変わって、にぎやかな町へと姿を変えていました。

最終日の夜のルクラの写真は撮っていませんが、こちらが初日の早朝に僕が素通りしたルクラの町並みです。そのとき僕の意識は町ではなく、その奥の山に向いていました。

話は戻り、これから宿を探そうとしていた僕にその2人の女性は、「まだ宿が決まっていないなら、ぜひうちに泊まっていってください」と言ってくれました。

僕は下山の達成感のせいか、ルクラの町があまりにも記憶と違っていたせいか、嬉しくて夢か現実かよく分からないような気分でした。

すこし悩んだ結果、せっかくのご厚意なので甘えさせていただくことにしました。

彼女たちと登山道で交わした会話、荷物を家に置かせてもらってから妹が案内してくれた夜のルクラの町の活気、路地裏の暗さ、夜の飛行場のやさしい灯り、家で作ってもらったマトンカレーの味、停電にも動揺することなくロウソクを囲んで家族で談笑しているあの時間、

そして「今日僕はここで寝られるんだ」という一日の終わりに部屋でひとり感じる幸福感。予期できない旅の方が断然おもしろいし、これこそが僕の求める「旅」そのもの

僕は田舎出身ですが、リアル「田舎に泊まろう!」でした(笑)
山の美しさはさることながら、人の心も本当に美しい・・・
ヒマラヤ地域は本当にそんな場所。一生忘れられないホームステイの思い出です。

ヒマラヤ登山中のお宿事情

一般的な宿(ロッジ)では、上の写真のような個室で寝ることになります。ベッドは1台だったり2台だったりします。登山者で溢れるシーズンは、食事をとるダイニングのイスをベッド代わりに使う宿も多いそうですので、事前に下調べをしておきましょう!

宿泊料金は、今回僕の行った3月上旬(オフシーズン)であれば個室で【無料~500ルピー】でした。ただオンシーズンはどうしても少し値上がりしてしまいます。。

部屋には毛布や掛け布団が用意されていますが、凍える夜はどこの宿のスタッフも嫌な顔ひとつせず、追加で毛布を貸してくれました。オンシーズンはそういうわけにもいかないらしいので、寝袋の持参が必要になるようです。

Wi-Fiはポイントによってあったりなかったりで、あったとしても通常Wi-Fiも充電も有料となります(フル充電で数百ルピーが相場)。電波については高所なので、あまり期待しすぎない方が良いでしょう。

日本人の登山者は2・30年前に比べると減ってきているそうですが、宿泊者はアジア人から西洋人まで、幅広いです!宿では付き添いのネパール人のガイドやポーターに会うことも多いですが、時々ネパールローカルの純粋な登山者にも会います。

宿で気を付けるべきは「お手洗い」でしょうか。そもそもネパール人はトイレットペーパーを使う習慣がほとんどなく、バケツの水を使います。トイレットペーパーは山で買うこともできますが、あると何かと便利なので最低1ロールはバッグに入れておくと良いと思います。(芯を抜いておくとかさばらない)
標高が低いところではバケツの水が用意されていますが、標高が高くなると水が冷え切っていたり、お手洗いから洗面所まですべて凍っていたりすることも多いので、そんな時はトイレットペーパーやポケットティッシュが「必要」になります。

ヒマラヤ登山を通じてどんな友達ができたの?

途中一緒に歩いたデンマーク人とイギリス人と

登山者は老若男女、山や自然に興味があるか、生粋の山好きが多いですね。
標高が高い山にいけばいくほど、山が嫌いという人は基本的に登ってきませんので、自身が山好きであれば人とのコミュニケーションはめちゃくちゃ楽です。

そして環境への配慮があり、自分自身としっかり向き合っている人も多いように感じます。

途中一緒に歩いたノルウェー人、ルーマニア人、ネパール人と、下山後のお疲れ様会にて

また、自分の持ち運ぶ荷物やトレッキングのスケジュールをある程度は計画しておく必要があるので、シンプルでミニマル思考の人も多い印象です。

山で暮らす民族たちは、必要最低限の物に囲まれて暮らしていて、裕福ではなくともこころが豊かで、自分たちの地域や文化、宗教、DNAなどに誇りを持っているようでした。

ヒマラヤ登山するのに英語力ってどのくらい必要?

ネパールの登山に何を求めるか次第ですが、英語力は特に必要ないと僕は思います。

レストランやロッジは観光業なので英語を話せるスタッフも多い(話せない人もたくさんいる)ですが、毎年たくさんの登山者を受け入れているので、英語を話せない登山者の対応にも慣れていることでしょう。「How much?(いくらですか?)」「○○ please(○○をください)」といった最低限の言葉を憶えておけば、問題ないと思います。

そもそも英会話ができなくて死ぬなんてこともないので、ご心配なく!

食事メニューに関しては上の写真のように英語表記の場合がほとんどですが、それでも心配という方はスマホに辞書アプリをインストールしておくのも良いでしょう。

ちなみに観光業に従事していないローカルの山岳民族たちは、日本の田舎と同じで英語は全く通じません。ただ言葉が通じなければ通じないなりのディープな時間が待っているだけの話で、ジェスチャーをしたりと、むしろ楽しいですよ。

挨拶については、ネパール語の「ナマステ!(こんにちは)」を使うようにしましょう!

ではでは、これからヒマラヤ登山する方に一言お願い!

“世界の屋根” とも言われるヒマラヤは、ブータン・中国・インド・ネパール・パキスタンのつの国にまたがる大きな山脈です。

そして「世界最高峰エベレストのベースキャンプ」と聞けば、 “危険な場所” といったイメージを持たれる方がいるかもしれませんが、実際に行ってみて言えることは、ベースキャンプまでは高度順応を気を付けて時間をかけて歩きさえすれば日本の登山経験者のほとんどが十分安全に楽しめるトレッキングルートだということです。

忙しい社会やテクノロジーから一定期間距離を置いて山に滞在することで心は洗われ、余計な力がとれていき、一生忘れられない思い出になることは間違いないでしょう。

時間の確保こそネックかもしれませんが、ヒマラヤへの道は誰にでも開かれていると思います!

この記事に出会ったということは、
それはもう「ヒマラヤから声がかかっている」ということなのかもしれませんね。

旅ずきのヨーダくんのオンラインショップも要チェック!

最近の僕は、3つのことをなるべく意識するようにしています。

①ローカル(local: その地域特有であること)
②エシカル(ethical: 関わる全てにとって善いとされること)
③ナチュラル(natural: ありのままであること)です。

自分の関わる地域やコミュニティーをもっと文化的で自然体で、そして思いやりに溢れた場所にするため、時には外のモノやアイデアを持ってきて比べたり、省いたり、補ったりすることも大切だと感じています。

その一環でまずはオンラインショップをつくってみました。僕がこれまで旅してきた中で出会ったものや、ピンと来て手にしたものたちを細々と販売していきます。

TEA LOUNGE ALP/旅するヨーダのお店 ※実店舗は現在準備中です

すべてが「一期一会」
ぜひチェックをよろしくお願いします!

このご時世なので、旅をするのではなく “旅が向こうからやってくる” 感覚みたいなものを同時に提供できないかと模索しています。
ぜひ皆さんのご意見も聞かせてください。
そして実店舗ができた日には、ぜひお茶を飲みに遊びに来てくださ~い♪

  • この記事を書いた人

shui

長野の大自然の中でスポーツを楽しむヘルシーガール💪🏞️ ザ・とっつきやすい系 宅麺→ニュージーランドワーホリ→creeks coworking→フリーランス 🏃‍♀️マラソン 🏔️登山 🚴‍♀️ロードバイク 🏌️‍♀️ゴルフ 👙水着屋 Bastet Island

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