ふきのとう。土の中からこんにちは。今回は自宅の外で大量にふきのとうを収穫したので、ふき味噌の作り方を母から伝授しました。
ふきのとうとは?
フキノトウはキク科フキ属の多年草で日本原産の山菜で全国の山野に自生しています。ふきのとうはつぼみの部分にあたり、この花が咲いた後には地下茎から伸びる葉(ふき)が出てきます。
では、さっそく作っていきましょう!
【用意するもの】
- ふきのとう100g
(中サイズのもので8~10個くらい) - サラダ油 … 大さじ1
- 味噌 … 大さじ4
- 砂糖 … 小さじ1~2
- かつおぶし … 少々
天然のものだとゴミが付いているので、しっかりとっていきます。
時間は多少かかりますが、手を抜かずに根気よくゴミをとります。
ゴミをとったら、ひたすら刻んでいきます。この刻み具合が性格を表すといっても過言ではありません!!
色がかわりやすいので手際よく刻んでいきましょう。なぜなら、、、、 ふきのとうはアクが強いので切ったらすぐに炒めなければならないからです。
見た目は結構な量ですが、炒めていけばどんどん小さくなっていきます。
春の香りだー!!!!と一同叫び出す。
鰹節を加えてさらに炒める。
完成。
出来上がったら清潔な容器に移し、冷めてから冷蔵庫に入れます。
10日から2週間ほど保存可能。
料理に自信がない人でも簡単にできる。(私がそうだから)
本当に簡単だから嘘だと思って作ってみてほしい。
ではいただきます。
温かいごはんの上に自家製のふき味噌をドン。
味噌×白ごはんだけでもおいしいのにそこにふきのとうを加えているのだ旨いに決まっている。
パクリ。
土からぽっこり現れたふきのとう。
生命力あふれる早春の苦みがなんとも美味しい。
これは、ハマる。
ということで
ふきのとうを食べると「寒い冬も終わっていよいよ春が来たんだな〜」といつも感じる。
一番おいしい時期に調理をしていただく。旬の野菜を愉しむのってこういうことなんだろう。だから自家製で作っている野菜には愛着が生まれどんどん興味がわくのであろう。「たまに他の野菜に興味をそそのかしていると野菜も嫉妬したりするのかな?なんだか恋愛みたいだな〜」とふき味噌を食べながら考える春の晴天、長野での日常である。