長野県ではつつじの見頃をちょうど迎えていて、道を散歩していてもたくさんのつつじに遭遇しますよ〜
本当にいい季節ですね。
鶴峰公園
かつではこの地、小学校があった場所のようです。
片倉組初代片倉兼太郎(20世紀半、日本最大とも世界最大ともいわれる製糸企業の長)は、低年齢従業員への教育の重要性を感じここに小学校を建設することにしました。
しかし、工場法改正で未修了者の就労がなくなると、大正11年以降青年学校として社会教育に活用されました。学校として使用されていたこの地が、公園化され「鶴峯」という名前になったのは昭和になってからのことです。昭和10年、一町歩(10,000平方メートル)に及ぶ一帯が片倉から川岸村に寄付されました。村ではこれを記念して、園内に300株のつつじを植える事にしました。
そこで、つつじを埼玉県安行から購入しましたが、安行側の勘違いで貨車3台分(3万株)のつつじが送られてきました。 そのつつじの量に村中は大騒ぎ。だが返品もできず、青年会や商業会、村民の有志が何日もかかって植え込みました。 つまり、この”勘違い”がつつじの名所を生んだのです。
このミスによって、つつじの名所が生まれたのには驚きですね。
『資本家の片倉氏が300株だけ注文するわけないよな〜』と受注を受けた人が勝手に解釈しちゃったんだろうなw
ではさっそく行ってみましょう!
つつじ祭り開催中は近くの学校が駐車上になるのでそちらに車を止めます。
駐車料金は500円。
駐車上から3分ほど歩くと公園に着きますよ。
公園を散策
綺麗にカットされたつつじたちがこれでもかと咲き誇ります。
公園内は小高い山を歩く形になるので歩きやすい靴であるくのがベストですね。
ちなみにベビーカーよりも抱っこ紐。
こんな量、今までにみたことがない!!!
遠くから見ると、なでなでしたくなるようなツツジたちが愛おしいw
近くに行けば、ベイマックスの感じで抱きつきたくなるやつです。
ミスから生まれたこのツツジの名所。
ミスをした時はここへ出向いて、頂上からお客さんにあやまってもいいかもしれない。もしかしたらなにか、チャンスが生まれるかも。
初夏の陽気と、色とりどりのつつじに囲まれるのも、風情があり華やかな気分になりますwa。
公園の頂上にいくと、片倉組初代片倉兼太郎の像がドドン。
ここから岡谷市を「お前たち、ちゃんとやっているかー」見下ろしているんだろう。
ということで
31度という炎天下のなかでのツツジ観賞。
花も見事ですが、汗も見事にかき、帰りに諏訪湖付近で寄り道しロマン風呂へ。
このお風呂45度くらいの温度設定?で暑すぎて10分で脱落。
こういう日はシャワーでささっと汗を流した方がいいようです。