先日タイ人のお友達の結婚式がありバンコクに行ってきました!
日本で行われる結婚式は何度も参列しているので流れがわかるのですが、なんせタイの結婚式は初参加。何から何までわかりません。笑
ということで、今回タイの結婚式に参列を果たして感じた事前準備に必要なことや結婚式当日の流れなど押さえておくべきポイントを紹介していきたいと思います!
タイの結婚式事前準備!!
タイ結婚式の女性服装(ドレス 衣装)
今回はブライズメイド( Bridesmaid:花嫁のサポート役のこと。 新婦の付き添い人、立会人として、結婚式で花嫁の側に立つ女性たちのことです )で招待されていたので、専用ドレスを作ることに!タイのお友達が生地を買ってくれていたのでお好みのデザインを伝え、ドレスをバンコクで作ってもらいました。
ブライズメイド以外の人たちはドレスの人の他にも男性はシャツにスラックスというそこまで正装ではないけれどオシャレに決めている人たちばかり。みなさん華やか×3に着飾ります!!!
また、結婚式によってテーマカラーが存在します。
ちなみに今回はシルバーがブライズメイドカラーでした。
挙式と披露宴で服装が異なることもあるので、招待してくれた新郎新婦に確認するのが一番です!!
ちなみに、、、
タイの結婚式では「死を意味する黒」と「血を意味する赤」は着てはいけないと言われています。
ただ、一緒に参列したタイの友人によると、新郎新婦のルーツによるとのこと。
タイは歴史的に中国系の移民が多くて、中国にルーツがある人は黒や赤がタブーという風には捉えないそうです。
※不安なことがあったら早めに新郎新婦に相談することをお勧めします。
タイ結婚式の男性服装
タイの結婚式において、男性の服装は通常、スーツまたはフォーマルな服装が一般的です。色は青やグレーなどのダークトーンが多く、ネクタイやベストも同様にダークトーンのものが一般的です。また、タイ伝統的な服装であるサライも結婚式で着用することがあります。この服装は、白い長い衣服と赤いワイヤー入りの環状帯を特徴とし、場合によってはトラッドな風格の結婚式では、この服装が好ましいとされています。
最終的に、男性の服装は結婚式のスタイルや個人の好みに応じて異なりますので、結婚式のスタイルや主催者の指示に従うことが重要です。
タイでの結婚式!伝統衣装(民族衣装)は?
タイの女性の正装として着用される民族衣装は「シワーライ」と呼ばれ、綿やシルク素材の布を腰に巻いてスカートにし、肩にも斜めにかけるのが一般的です。この服装は、タイの歴史や文化を現代に引き継いでいるものであり、場合によってはトラッドな風格の結婚式では、この服装が好ましいとされています。
また、新郎新婦は、タイの伝統的な色である金や銀を身にまとった衣装を着用することもあります。これらの色は祝福や幸福を示すものとされており、結婚式で着用することで、新郎新婦に祝福をもたらすと考えられています。
最終的に、タイの結婚式の衣装は、新郎新婦のスタイルや好み、結婚式のスタイルに応じて異なります。また、結婚式に参加する人々にも個人的なスタイルがあり、タイの伝統的な衣装を着用することもありますが、一般的なフォーマルな服装を着用することもあります。
タイの結婚式費用
タイの結婚式の費用は、さまざまな要因によって変わります。例えば、結婚式のスタイルや規模、会場の選択、招待客数などが影響すると考えられます。
一般的に、タイの結婚式は比較的費用が安いとされています。たとえば、結婚式会場や披露宴などに出費する費用がありますが、ホテルやレストランなどから提供されるパッケージもあります。これらのパッケージは一般的に数百米ドルから数千米ドルの範囲になると考えられます。
また、花嫁のドレスや装花、招待客へのギフトなども結婚式にかかる費用となります。これらの費用は結婚式のスタイルや規模、予算などによって変わりますので、個別に評価することが必要です。
結婚式にかかる費用は予算や希望に応じて調整することができますが、予算の範囲内で選択できるオプションを把握することが大切です。予算を確認してから結婚式の詳細な計画を立てることが重要です。
バンコクの場合
バンコクでは、結婚式の費用は数百万バーツから数千万バーツの範囲内になることが多いと言われています。
プーケットの場合
プーケットでの結婚式は、バンコクよりも高い費用がかかることが多いと言われています。プーケットは美しい海と白い砂浜があり、高級リゾートが多いこともあり、ウエディングには高い費用がかかることが多いです。
タイの結婚式 風習は?
タイの結婚式には、多くの風習や伝統的な要素が含まれています。一部の代表的な風習を以下に紹介します。
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前夜祭(ロンポーン): 新郎新婦の友人や家族と一緒に、結婚式の前夜に開かれるパーティーです。
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入場の花道:新郎新婦が結婚式の会場に入る際に、友人や家族によって花道が整えられます。これは新郎新婦が未来に向けて歩み出すことを祝福するものです。
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セレモニー: タイの結婚式は、通常、宗教的なセレモニーを含みます。このセレモニーは、新郎新婦に祝福をもたらすとともに、新しい家族の結びつきを確認するものです。
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祝福の言葉:新郎新婦に対して、家族や友人が祝福の言葉を述べます。これは、新郎新婦の愛と絆が強くなることを祝福するものです。
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贈り物: 結婚式に参加する人々は、新郎新婦に贈り物を渡すことが一般的です。これは、新しい家族が幸せに暮らすことを願うものです。
これらはタイの結婚式に含まれる一部の風習であり、地域や家族によって異なります。結婚式は、新郎新婦と家族のスタイルや好みに応じてカスタマイズされることが一般的です。
タイの結婚式 引き出物は?
タイの結婚式において、引き出物は重要な役割を果たします。引き出物は、新郎新婦が未来に向けて歩み出すことを祝福するものとして、参加者から送られます。
一般的な引き出物としては、金額に応じた現金、家庭用品、家電製品などがあります。また、新郎新婦のライフスタイルや好みに応じた特別なものも贈られます。
引き出物は、結婚式の会場に設置された引き出物箱に入れられます。引き出物は、新郎新婦が結婚生活を始める際に役立つものとして利用されます。
引き出物は、新郎新婦にとって大切なものであり、参加者からのサポートや祝福を表すものです。また、タイの結婚式には、新郎新婦に対して祝福の言葉も述べられるのが一般的です。
タイのご祝儀はいかに。。
ご祝儀を渡すのは、披露宴の受付のタイミング。
披露宴会場には受付が設けられているので、参加者名簿(日本でいう芳名帳)に名前を書いて置いてあるボックス(可愛らしい鳥かご)にご祝儀を入れた封筒を入れます。
ご祝儀を入れる封筒はなんでも良いように見受けられました!せっかく日本から来たので可愛い日本式のご祝儀袋にいれておきましたよー
気になるご祝儀の額ですが、調べたところ
- 親しい友人:1,000〜2,000バーツ
- 友人や同僚:500〜1,000バーツ
- 部下(上司の場合):3,000〜4,000バーツ
とのことです。
私たちは1500バーツを包み鳥かごへ!今回はお友達のコンドにも泊めてもらっていたのでお礼も込めてご祝儀の他にもプレゼントも渡しました。(日本製の美容機器!笑)
また、ブライズメイドの役割を果たすとお礼に新婦(お友達側)の両親からご祝儀をいただくということもありましたよ。
結婚式当日
結婚式が行われたのはペニンシュラホテルでした。前日からペニンシュラに泊まり結婚式に向けて準備です。笑 式場はペニンシュラホテル内にあったので本当によかった!
なにせ結婚式当日は朝5時からスタートということで登山並みの速さに起床して準備を開始!!
前日にカオサン通りのクラブに遊びに繰り出していたのでホテルに帰宅したの深夜。ほぼオール状態で結婚式に挑みます。
本当にハングオーバー!みたいことにならなくてよかった笑
新郎新婦は何時から準備を始めているのか、考えただけで、、大変そう笑
タイ式の結納
驚くのが、招待状に記載されている時間通りに始まらないこと!!
司会の人が2名(男女)いてズーーーーと喋っているんだけどなかなか会が進まらない?いや、もしかしたらゆっくりと進んでいるのかも。。
新郎家から貢ぎ物の紹介や両親への感謝を伝えたり伝統的な少しかしこまった内容のものがかなりフランクに進んでいきます。
卵を新郎に食べさせたりと日本では見たことのないイベントが続きます。
挙式はゆるーい感じで写真撮影を度々挟みながら進みますが、いつ終わるのかわからないほど長いです。
もちろん結納時間が長いので朝食もでます笑
後ろの方に軽食が並べられているので好きにタイミングで取りにいき結納を見ながら食べるシステムです。結構斬新
世界にはいろんな結婚式スタイルがあるものだなーっとつくづく思います。
甘いおもち汁。
どんどん焼きで食べる餅にそっくりでした。サイズ1cmくらいの餅がたっくさん入っている縁起のいい食べ物でしょう!笑
その他には餃子・ヌードルスープ・コーヒー・紅茶もあり、、ヌードルが特に美味しく3倍もたべてしまいました笑
新郎に向けての試練を与える儀式
新婦(お友達)の友人がリボンを持って、行く手を塞いでいるんです。
そこで新郎は新婦友人からお願いされる課題に対して絶対「NO!」とは言ってはいけないというイベントが開催されます。笑
イベント名はわかりません。。。
新婦に対して「愛してる部分を10個言って!」や「プロポーズをもう一回して!」「愛していると日本語で言って!」など課題が続きます。
これが意外と盛り上がるので、日本でも取り入れてほしい笑
こう言った感じでゆるゆるーと進み朝5時から9時30分過ぎ辺りまで結納を行なっていました。笑
披露宴
受付終了後に自由に入場できます。
今回は400人くらい入っていたのかと思うのですが、とにかく友人の数よりも親戚の数や何かしらの関係者(仕事??)がすごい!!!!
こんな数の多い結婚式は日本では出席したことはまずないです。笑
料理は中華料理でした。
これがやけに美味しい。魚の腸?っていってたような。。。そこに醤油みたいなソースをかけるとコクが増してさらに美味しかった!!
こやつも美味しい。
とにかく写真を撮りまくる!!
結納・披露宴・アフターパーティーまでとにかく朝から晩までカメラマンが二人同行して写真を撮りまくります。つきっきりでライトをひたすら持つ係まで!
最後の方に話しかけてみたら「まだ元気だ!」と話していました。
顔はすごく疲れていたのは確かだけれども。。。笑
タイの結婚式は写真撮影会だ!と強く感じました。
今回だけで何枚写真撮ったのかがすごく気になる笑
アフターパーティ
アフターパーティーもド派手にいきます。
入った瞬間にDJがすでに場を盛り上げていました。
そこから生バンドの演奏+歌が始まり会場の盛り上がりもピークに!
普通にサックスの演奏がうまかった笑
そしてシャンパンを飲み、踊りまくる私。
フルマラソンで鍛えた体力を存分に発揮し、楽しいダンスパーティーでした笑
ということで。。
今回始めてタイの結婚式に出席しましたが、日本の結婚式と違う部分ばかりで本当に世界はいろんな結婚式があるなーと感じました。
タイは特に人をたくさん招待して派手に結婚式を挙げるのが好きそうです。
また一番驚いたのが新郎新婦が全く席に座らないこと!
披露宴に関しては席は用意されておらずズーーーと立ちっぱなし。
それに加えて結婚式に参加してる人たちとの写真撮影に笑顔で対応する。
おそるべし人間性を見せてもらいました。
ということで、、、
バンコクに来てお友達をお祝いでき、すごく光栄でした。
次回はどこの国の結婚式に呼ばれるか今から楽しみです!!