ニュージーランドでは土曜になると空き地や駐車場など、あちこちでファーマーズマーケットが開かれます。今回訪れたのは、トコロアのファーマーズマーケットです。
ファーマーズマーケットとは?
植民地時代から19世紀の北アメリカでは、市場法の伝統によって食料をはじめとする必需品を公正な価格で入手するための管理が行われていたそう。都市ではパブ リック・マーケットが設立され、食料品はパブリック・マーケットを通してのみ購入でき、市場外取引、転売、買占めは禁止されていました。このためパブリック・マー ケットの商品は、生産者が直接販売するものとなり、地産地消のルールが貫かれたようです。
また、仲介業者が介在しないので、一般の市場よりも販売価格が低く抑えられることや、生産者が対面販売をするため、農産物に対する安心感を得ることができます。さらに、農場からの完全直送のため生産物が鮮度に優れるなど、メリットがたくさんあります。
ファーマーズマーケットは農家さんを中心に、料理人、職人、そしてその地域に暮らす人々が参加するコミュニティ作りとしても重要な場所です。新鮮で、心のこもった美味しい食べものに人が集まり、そのつながりから新しいつながりが生まれます。
都内で開かれているファーマーズマーケットはここ!
都内では、青山大学の目の前にある国連大学で毎週土曜になるとファーマーズマーケットが開かれます。
詳しい内容:http://farmersmarkets.jp/
全国各地から集まった野菜・フルーツ・チーズなどの加工品までもが一斉に集まります。新鮮なのはもちろんですが、商品一つ一つに生産者自身のストーリーが感じられるのもファーマーズマーケットの良さだと思います。
早速トコロアで開かれているファーマーズマーケットに出かけてみた!
今回いったファーマーズマーケットは、家から歩いて5分のところで開催されていました。
開始時間は大体朝の8時!
時間になると着々と出店するお店が集まってきますよ。
私がいった時間はまだ少し早かったのか、あまりお店が集まっていませんでした。。。
どんなお店が集まっているのか?
・ 手作りジャム
・ 古着
・ 靴下屋
・ ビンテージ雑貨
・ 手作りお菓子
・ 苗木
・ 八百屋
スーパーで買うよりも安く、そして何よりも生産者の顔を見て購入できるのが安心ですね。
ファーマーズマーケットで出店しているお店は、地元の方々が基本的に集まってを運営しています。
この中で新しいコミュニティーが生まれたり、縁となって地域活性化しているかもしれませんね。
ファーマーズマーケットは暖かい雰囲気で包まれている。
なによりも、出店している人たち自身がお客さんに対してフレンンドリーなのが一番ファーマーズマーケットにいってみて感じたことです。
生産者の方と世間話をしたり、野菜に込めた思いなどを話したりすることは、スーパーで野菜などを買う感覚とは全く違うものでした。
ファーマーズマーケットのコミュニティーはすごく暖かくなぜかわからないですが、毎週足を運びたくなる雰囲気があります。
ニュージーランド中のファーマーズマーケットに行ってその地域の人たちに触れ、特産物を試してみたいと新しい目的も私の中できました!!
みなさんもぜひ、ファーマーズマーケットに行ってみて地域の人たちの温かみを感じてみてはいかがでしょうか?